■ [大事なこと]いつか役に立つ
学校で学ぶ内容の中で嫌いで、意味を見いだせないものがあります。でも、「いつか役に立つことがある」という理屈を言う人がいます。
本日、ある国語の実践者のブログ(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/strongmind222/20180124#1516795733)を読み、膝を叩きました。
私が生涯で一番嫌いだったのは高校の漢文です。意味を見いだせません。三国志や水滸伝が好きな私は中国に興味はありました。しかし、レ点などのルールによって解読する意味を見いだせません。堀口大学のベルレーヌの誌は愛読しました。だから、漢文を書き下し文にして、それをリズムよく読むことの意味も分かります。大学に入って四声ということを知り、韻を踏んでいることも学びました。
少なくとも、高校時代は理解できない。そういう教育をしていません。そして、担当教師が高圧的であり、その単位だけのために留年した同級生がいました。私は最底辺の学校で教師をしましたが、留年をすると言うことがどれほどの意味があることを知っています。留年させられた同級生が、留年のレベルに達しているとは思えません。その教師の身を守るための手段としか思えません(私がそう思っているということです)。
結果として、私が高校で漢文を学んだ結果として得たものは、「高校の漢文は廃止すべきだ」、「漢文を教えたあの教師は教師として最低だ」という思いです。すみません。これは教育を研究している意見ではなく、一人の人間としての意見です。
無理に教えることは、かえってマイナス効果は大きいと思います。