■ [大事なこと]オリンピックは好きでない
ドイチェという人の「競争と協同の定義」が参考になります。彼によれば、両者の決定的な違いは、競争の目標が一部のメンバーにしか達成出来ないのに対して、協同の目標は全員が達成出来ることが可能なのです。
私はオリンピックも好きではないし、野球もサッカーも好きではありません。それらはメージャーだからです。そして、勝者の百倍、千倍、万倍の敗者の子どもを思うからです。例えば、パラリンピックもそれで生活できるほどのメジャーになれば、嫌うと思います。
私は趣味において、メージャーなものを避けています。テレビも殆どみません。
野球もサッカーも、それを好きな人がいてもよいです。しかし、プロとして成り立つほどメージャーになることに違和感を持ちます。一人一人が別々な趣味を持ち、その趣味の中で自分の「特色」を出し、全員が世界トップになれればよいな、と思います。という、価値観を子どもに伝えたい。
追伸 もっとも安定できる趣味は、家族との時間だと思います。
■ [大事なこと]葬式
私は二人のボスに仕えました。
私を採用したのは根本先生です。その時から私を守ってくれたのは戸北先生です。お二人はとても仲が良く、その中でぬくぬくと生きていました。
相対的に若年の戸北先生が事故で急に亡くなりました。葬式は盛大なものです。戸北先生が上越に家があることもあって、いわゆる葬式に参列されることも多かった。そして、上越教育大学と県立看護大学の管理職であることから、上越教育大学の講堂を使った盛大な送る会が催されました。これだけの式は歴代の学長もなかったことです。戸北先生のお人柄から講堂を満席にする人が集まりました。凄いことです。
そのあと根本先生がお亡くなりになり、家族の密葬になったということを知りました。ビックリです。根本先生が上越教育大学、理科教育学、我々に対しての恩の大きさは戸北先生度同じく偉大です。が、知ったときには終わっていました。蒸し返すのがはばかられる状態でした。
本日、風呂の中で、ぼーっと思いました。自分の葬式はどうしたいかと。迷いはありません。根本先生のようでありたい。こんなことを書く私は戸北先生の葬式で汗を流しました。でも、それは私の中にある戸北先生、仲間の中にある戸北先生のためにやっていました。ご家族のこと考えれば、根本先生の葬式の方がご家族のご負担はない。
葬式は生者のためにあるのです。
追伸 これは私の意思ですよ。
■ [お誘い]『学び合い』千葉の会
3月3日に千葉市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/503005/
■ [お誘い]『学び合い』奈良の会
3月17日に奈良市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://www.kokuchpro.com/event/054a9309175d007e032d4ee73d5b5fb8/