■ [大事なこと]毎日
高校教師の時、その後も、苦しんでいる子どもを忘れることは出来ません。大学に異動してから、最初の数年、いや、10年ぐらいは1升の酒を飲まないと眠れないほどです。
その後は、何かをすると安らぎます。
私は異常な数の論文を書きました。何故なら、書き上げないと苦しいのです。
私は異常な数の本を書きました。何故なら、書き上げないと苦しいのです。
私は異常な人数の学生を指導しました。何故なら、指導しないと苦しいのです。
そして、常に妥協をしています。妥協しなければ、何も出来ないからです。妥協しながら、次に繋がることを続けています。それを三十年以上続けています。何故なら、苦しいのです。
私は妥協をし続けています。でも、それが次に繋がるならば、それは「おりあい」なのです。もし、色々やっても結果が出なければ、それは自己満足です。私は、常に結果を出します。子ども達を救うため。それは、私が安眠するためです。
この苦しみから逃れる術は、やる、です。