■ [嬉しい]一斉指導
本日は久しぶりの講義です。バリバリの一斉指導です。
『学び合い』は文化を創ります。だから積み上げが必要です。今日の講義は多人数のオブニマスです。つまり一発勝負です。講演会と同様に一発勝負の講義の場合は一斉指導の方が楽です。
雨あられのような一斉指導のテクニック、これが楽しいんですよね。あははははは。私のマシンガントークによってジェットコースターに乗せられたようになり、学生さんはへとへとになります。講義の最後に「ご静聴、感謝!」と言った後に呆然としている学生さんを尻目にさっさと退場する自分に自己陶酔しそうになります。
でも久しぶりなので、一斉指導のテクニックがさび付いていないか、ちょっとドキドキ。
追伸 自分の楽しみのために、単発の授業は一斉指導を自分に許しています。あはははは
追伸2 おしかりを覚悟で申します。『学び合い』を否定して一斉指導の重要性を言われる方がいると、「俺レベルの一斉指導できるのかよ~」と毒づく自分がいます。「おまえの言っていることなんて百も承知、二百も合点だ。そんなこと分かった上での『学び合い』なんだ」と思ってしまいます。
■ [大事なこと]先駆け
FBで知り合いの方々の新年度の動向が分かります。その中には公立学校を辞め私立学校、塾、民間へ異動する方々がいます。それも有能な方々です。昔だったら、何故?と思うでしょう。でも、今はさもありなん、と思います。「2030年教師の仕事はこう変わる!公立・私立を問わず、終身雇用が保障されなくなる1?」(https://amzn.to/2qb0wOW)では、今後の社会における学びの場が多様になることを書いています。当然、教師としての働き方も多様になります。残念ながら、今は多様な生き方を求める教師の受け皿がない。しかし、時代は徐々に、確実に変わっています。確実性を狙って2030年というタイトルにしました。しかし、この分ではもっと早まるかもしれません。
追伸 最近、OBが上越に来て発売前の上記の本を欲しいと言いました。何故?と聞くと、今すぐ知りたいとのことでした。笑いましたが、二十代の教師の正しい姿だと思います。少しアンテナを高くすれば、今、制御しきれないほどの変化があります。その変化の裏にあるセオリーを知りたくなるのも当然です。手元にあった本を譲りました。その子が「教師を辞めるべきですか?」と聞いたので、「いや、辞めずに、次の時代に対応したキャリアップを今から準備しなさい」と言いました。