■ [ゼミ]西川ゼミ
教職大学院の学生さんは入学後1ヶ月間の面談期間があります。現在、色々な学生さんが面談に来ます。その学生さんに特徴を聞かれます。私は「青春ドラマ的に熱いこととぶっ飛んでいること」だと説明します。
私は共感力が強すぎているため、今でも高校教師のことがトラウマになっています。だから、本気で全員を幸せにしたいと願っています。だから青春ドラマの熱血教師のような面があります。そして、それを実現するには面白い授業、分かりやすい授業ではダメで、日本中の人とネットワークを組み、50年以上先を見越さなければならないと思っています。そうすれば日本は変えられると信じています。ぶっ飛んでいます。
世の中の多くの人は、それを荒唐無稽と思うし、うざいと思うでしょう。でも、それを面白いと思ったり、好ましいと思う人もいます。
西川ゼミに入る人はおおよそ3つのタイプです。
第一は、ぶっ飛んだ『学び合い』を学びたい人です。『学び合い』を実践するようになるだけだったら大学院まで来ることはありません。だって、大学院で学ばなければ『学び合い』が実践できないならば日本中にこれだけ『学び合い』を実践している人がいるわけありません。本に書いたとおりのことを実践すれば、本に書いたとおりの成果を得られます。でも、ぶっ飛んだ『学び合い』を確実に学ぼうとするならば大学院で私とぶっ飛んだ対話を積み上げなければなりません。これを学ぶと、本だけでは学び取ることが難しい地平が見えてきます。
第二は、熱く、ぶっ飛んでいる私が面白い、好ましいと思う人です。なんというか相性です。
第三は、これは学部学生にいます。先輩からの情報がいっぱい流れる人たちです。それは、西川ゼミだったら生きられるというものです。「一人も見捨てない」という看板を掲げ、それが面白い、正しいと思っている人。それを正しいと思っている西川を面白い、好ましいと思っている人たちで構成されているゼミです。だから、見捨てられないと思ってはいる人たちがいます。
普通だったら国語教育を学びたい、とか、総合学習を学びたいというピンポイントの研究室と違って、学校段階、教科に依存せず、上記のような多様性がある研究室です。でも、『学び合い』のセオリー通り、それがいいのです。
■ [嬉しい]カタクリ
上越は山菜で季節を感じられます。
3月の中旬に雪が解ける頃、大学校内でフキノトウが採れます。
桜の花が開く頃、大学校内でコシアブラが採れます。
桜の花が満開の頃、近くの里山に行けばカタクリが採れます。
ツツジが咲く頃、近くの里山に行けばワラビが採れます。
秋はムカゴが採れます。
本日はカタクリを取りに行きました。だいぶ遅めだったのですが、探せばちょうどいい大きさのがいっぱい採れました。今日はそれで晩酌です。
追伸 カタクリを採っていると、カサゴソと音がして黒い者が出てきたので、熊かと思いひやりとしました。でも、ニホンカモシカのつがいでした。20mぐらいの距離で対峙しましたが、しばらくするとどこかに行きました。狐、狸、ウサギだったら学内でも見ますが、カモシカは初めてです。