■ [う~ん]バカだな~
本日は家族で飲み屋に行きました。ということで、ちょっと酔いました。
私は理科教育学、科学教育学、教科教育学で抜群の業績を上げました。そして、多くの賞をいただきました。日本理科教育学会の数少ない学会賞をいただき、48歳で学会誌編集委員長を勤めました。
ふと思いました。普通の研究者だったら、安定した人生があったのに。
何をとち狂って、入試制度やキャリア教育や学校制度や働き方改革の本を書いているのだろう。そもそも私が山月記やスイミーや平和の国ニッポンのことを現場の人と話し合っているのは何でだろう。
■ [大事なこと]みんなで
改革を先頭になって走ることは、よほどタフでなければ出来ません。でも、その改革をすべきだと発言する人が増えれば増えるほど、声に出せない人も発言することが出来ます。少なくとも職場で3人の人が発言したら、潰されません。あとは粘り強くやることです。
でも、大丈夫です。実は、働き方改革に関しては国・都道府県レベルの教育行政は、かなりぶっ飛んだ改革を提案しています。教師が知らないだけです。それらを錦の御旗にして発言すればいいのです。
ただし、それを実行するには戦略的で長期的な作戦が必要です。「教師がブラック残業から賢く抜け出す方法(仮)」(https://amzn.to/2r6DAkc)に書きましたが、部活のソフトランディングには5年計画でやるべきだと思っています。だから、今年中にやり始めなければなりません。ご安心して下さい。今年中にしなければならないことは、誰からも文句を言われる筋合いのものではありません。その布石は3年後から意味を持ち始めます。
ただ、少子化が進む地方の中学校、高校の部活が5年間の猶予があるか、不安です。
私と同じように、来年、再来年ではなく、十年後、二十年後、その先のことを考えられる方々に戦略と武器を用意しています。上手く使って下さい。
まだ先ですが、お読みになって共感していただいたら、是非、情報発信して下さい。具体的には口コミ、SNSです。その対象は教師に限られません。保護者にも、地域の人にも伝える必要があります。分からない人、反発する人もいます。しかし、理解してくれる人はいます。その人達と前に進ませましょう。
繰り返しますが、発言する人が増えれば増えるほど、声に出せない人も発言することが出来ます。あなたの情報発信によって、あなたの職場の人は動かないかも知れません。しかし、他校の人の情報発信によって、あなたの職場の人が動くかも知れません。そして、あなたの情報発信によって、あなたが動かせないあなたの職場の人を動かせる人の職場の人を動かすことが出来るかも知れません。
私はゼミ生に「一人も見捨てられない教育・社会を実現する」ことを求めます。ゼミに入った当初はキョトンとしています。そのうちに分かります。自分一人で実現しなくていいのです。みんなで実現すればいいのです。そこで大事なのは志です。崇高で、抽象的で、チャーミングな志であればあるほど、より多くの人が協働できます。それによって一人では不可能なことも実現できます。私の志は、「一人も見捨てられない教育・社会を実現する」ことです。
■ [お誘い] 教師がブラック残業から賢く抜け出す方法(仮)
「教師がブラック残業から賢く抜け出す方法(仮)」(https://amzn.to/2r6DAkc)を6月中旬に出版します。で、まだだいぶ先ですが、アマゾンやお近くの書店で予約をすることをお勧めします。
何故かと言えば、これは売れると思うからです。そして、増刷の期間、ご迷惑をおかけしたくないからです。
何故、そう思ったかと言えば、「2030年教師の仕事はこう変わる!」(https://amzn.to/2r2S2tw)が、私の予想と違って速攻で売れたからです。もちろん、内容的には自信がありました。しかし、ノウハウ本が売れる時代です。この種の本が直ぐに売れるとは思っていませんでした。しかし、売れた。私が予想する以上に、このレベルのことを欲している人がかなりいることを知りました。だからのお勧めです。
皆さんは、ほぼ全員が過労死レベルの残業を抱えているのはご存じですよね?では、何故そうなっているのか知っていますか?知らないと思います。だから、納得できなくとも、それを続けているのです。それでいいですか?そして、皆さんはよくても、皆さんに続く若い人のことを考えたとき、これでいいでしょうか?
だから、まずは現状を生み出している原因となっている各種法規を明らかにしています。皆さんの中には、給特法のことをご存じの方もおられます。でも、それがどのような過程によって生まれ、どのようなエビデンスによって4%という数字が生まれたのかは知らないと思います。
私立学校、国立学校は労働基準監督署が管轄しています。しかし、いわゆる公立学校は労働基準監督署が監督していません。だから、鼻をつまんで労働基準監督署に内部告発しても駄目なのです。そして、ごく最近まで労災申請しても校長が握りつぶせることが出来たことを知っていますか?知らないと、あなたや家族が労災申請をするとき握りつぶされてしまいますよ。こんなことが起こるのは地方公務員法の規定によってであることを知っていますか?
ご安心下さい。最近、労災認定に関して画期的な判決が出ました。おそらく、多くの校長は知らないと思います。教諭の方がそのことを校長に教えれば、おそらく校長先生はびびると思います。だから、校長先生は知らないと大変ですよ。
学校現場の働き方改革は進んでいません。そして、それは市町村教育委員会レベルもです。それは国の政策の意味を理解していないからです。一方、都道府県レベル、指定都市レベルの教育委員会は国の政策の意味を理解していますので、かなりの改革を進めています。おそらく、ビックリするレベルです。何で国はそのような改革をしているのでしょうか?過労死する教師がいるからですか?違います。日本の生き残りのためです。
とあいえ、都道府県レベルの改革と市町村レベル、学校レベルでの温度差は大きくなります。理由は現実に同僚や保護者に説明しなければならないのは、皆さんだからです。では、どうしたらいいでしょうか?
あなたが今すぐ出来る解決方法、勇気がいるがやり方を間違えなければ出来る方法、学校レベルでとりくむ解決方法があります。それを具体的にご紹介いたします。
さて、予約したいと思ったらアマゾンでご予約下さい(今だったら在庫無しで「予約受付中」でも発売日には解消されると思います)。また、連休中に行きつけの書店に行って予約を入れて下さい(こっちの方は絶対に発売初日に手に入れられます)。お勧めです。