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2018-07-04

[]新潟の会 22:39 新潟の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新潟の会 - 西川純のメモ 新潟の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 7月27日に新潟市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://kokucheese.com/event/index/528381/

[]太っ腹 20:15 太っ腹 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 太っ腹 - 西川純のメモ 太っ腹 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 内田洋行教育研究所さん、太っ腹!https://www.manabinoba.com/presents/017570.html?utm_campaign=tw_share

[]未来の教育 09:04 未来の教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来の教育 - 西川純のメモ 未来の教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 文部科学省、経済産業省の提言は素晴らしものですが、いっぱい盛り込みすぎてストーリーが見えづらい。もっとシンプルな姿がいい。ゴチャゴチャしていると色々な人が乗れる部分があるので賛同を得やすい。しかし、その結果として同床異夢の集合体になってしまいます。結果として、「今までと同じ」となります。なんとなれば、全員の力関係の合意点が「今」なのですから。

 だから方向性をシンプルに絞った方がいい。

 私は「一人一人の個別的・個性的な学びの保証」を第一にすべきだと思います。

 脱工業化社会のコードは「個性化」「総合化」「非同時化」「分散化」「適正規模化」「地方分権化」なのですから、遅かれ早かれ、今の学校の限界は来ます。いや、一部に破綻が来ています。

 私の興味は、一条校で「一人一人の個別的・個性的な学びの保証」出来るように文部科学省が運用を変えるだろうか、否か。実は、どの法律の条文を見ても「一斉指導しろ、板書しろ」とは書いていないのです。ようは、多様な教育を積極的に認める告示を出すか否かです。そして、教育機会確保法を積極的に受け止め、一条校以外の学校の設立を推進し、学校教育法、施行令、施行規則、学習指導要領に縛られない教育を実現するか否か。高卒、大卒に代わりうる何らかの資格、それを生み出し得るか否か?

 それを文部科学省が出来ないならば、経済産業省や厚生労働省がやればいい。積極的に資格を生み出し、日本型マイスター制度を作ればいい。経済産業界と話し合って、4月一括採用制度をやめればいい。1条校以外の学校の卒業生が有能ならば、4月以外の採用が増えるでしょう。日本の労働が、メンバーシップ型からジョブ型に変われば、1条校の卒業生を採用するメリットが減少するのは目に見えています。

更に言えば、ジョブ型すら工業社会的です。何故なら、規格化されています。求められる仕事の内容は流動化します。70歳まで働く日本の労働者の多くはついて行けないでしょう。ついていくには、若い世代と対等に協働するチーム型を想定しています。メンバーシップに近いようですが、もっと流動的で、信頼関係がベースになっている共同体です。

 あ~。妄想が止まらない。

 一点心配なことがあります。出口の変化に比べて、現状の学校の変化はかなり遅い。もっと具体的に言えば、既に採用した人の変化の速度はかなり遅い。だから、公務員から独立法人化して、解雇するという方向に流れるのではないかと思います。