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2018-07-08

[]モデル 22:01 モデル - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - モデル - 西川純のメモ モデル - 西川純のメモ のブックマークコメント

 具体的な教員養成のモデル。思いつきです。

 教員免許状を取得する単位数がガチガチでビッチリ過ぎます。大綱化して、選択の幅を大きくする。一定の資格試験をクリアーすれば、教科の授業は免除します。

 一方、地方自治体は自分の自治体でのボランティア経験を求めます。数百時間レベルです。そこで、校長からの評価を受けます。大学はそのボランティアの受け入れ先の校長をモニターするのです。

 こんなことを求められたら、倍率は、どこも激減します。

 単位をそろえて中学校、高等学校の免許を出せるところは免許は出せますが、採用されません。大学の教員はボランディア先を確保することが仕事となります。

 書きながらワクワクしながら、怖くなります。

追伸 上越教育大学教職大学院はそれをやっています。だから、大変です。

[]選別 21:43 選別 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 選別 - 西川純のメモ 選別 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員採用試験の倍率が4倍以下になると問題だ、という議論があります。しかし、募集者が応募者に求める能力を明確に定め、エビデンスを求めたら1倍になるはずです。

 東京大学が推薦入試をしました。100人です。ところが、170人しか応募しませんでした。何故なら、応募者に求めるエビデンスが高いからです。

 都道府県の採用は法によって公平でなければなりません。ならば、求める人材に関して一律ではなく、こういう人が何人、こういう人が何人と求めればいい。そうすれば、教員養成系学部・大学のカリキュラムが大きく変わります。

 公平であるより、公正であるべきなのです。

 そのためには、採用者がどういう人材が欲しいのか、それを操作的に定義するのはどうしたらいいか、を明らかにするのです。都道府県の教育委員会には不可能だと思います。市町村レベルで採用人事を起こさないと。

[]素早い 20:18 素早い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 素早い - 西川純のメモ 素早い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 先月の6月11日、12日のゼミ公開日に富山市の堀川中学校の先生がおいでになりました。で、ホームページによれば7月6日には『学び合い』の公開授業をして、その授業の様子を長野県須坂市の校長先生や指導主事の方々が参観されていました。

 素早い。そして、『学び合い』において参観のメリットを理解されている。

 見られることによって美しくなるのは妙齢の女性ばかりではありません。

[]静か 17:36 静か - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 静か - 西川純のメモ 静か - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は大学は本当に静かです。関東圏の教員採用試験日だからです。各人の実力にあった結果があるでしょう。それでいいのです。

[]お見舞い 08:33 お見舞い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お見舞い - 西川純のメモ お見舞い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は長野県南部で講演があり、移動が車でしたので情報が途絶しておりました。家に帰って家内から「大変なことになっているよ」と言われましたが、聞き流していました。「台風ではないよな」と思っていたのです。

 とろこが朝刊を見ると、唐津の脱線、安佐地区の崖崩れの写真が新潟の地方紙にも載っています。ここに至って、やっとことの重大さが分かりました。

 心よりお見舞い申し上げます。