■ [お誘い]城北の会
9月23日に練馬区で『学び合い』城北の会が開かれます。お誘いします。https://kokucheese.com/event/index/534571/
■ [大事なこと]奥義
『学び合い』の奥義は声がけでもなく、課題でもありません。志です。
一番のツボどころはあまりにも過激です。
58分頃から、モードが変わります。
https://www.youtube.com/watch?v=6sLSYdFqaCg&feature=em-uploademail
ということを、ゼミ生に対しても公開できます。理由はゼミ生のためであると信じているから。そして、ゼミ生の志に繋がると思うか、それが西川ゼミに入る人だから。
■ [大事なこと]金持ち
脱工業化社会で豊かであるポイントはマーク・グラノヴェッターの言う弱い紐帯。簡単に言えば、多数で多様な知人。それがあれば就職できるし、再就職できるし、顧客になってくれるし、愚痴を聞いてもらえるし、子育ても手伝ってもらえるし、老後も孤立しない。そして、伴侶も紹介してもらえる。
もう一つは価値の創造。他人のつくった価値基準に縛られず、自分の価値を生み出せること。例えば、テレフォンカードやビックリマンカードがバカ高くなって、それに金をつぎ込み、無価値になったのを知っている人はいますよね。あれで儲けた人がいたはずです。
価値を生み出し、人に伝染させた人が儲け。伝染された人が損をする。伝染されて買えない人の羨望が、買える人を満足させる。馬鹿馬鹿しい。
プロスポーツはそれで成り立っています。
なんで100mを何秒で走るかで一喜一憂するのでしょうか?車の方が早いのに。何故競うのでしょうか?多数で競えば、大多数が敗者になることは明白なのに。100mを何秒で走るかと、100mを後ろ向きで何秒で走るかを比較したとき、前者が価値が高いと思う人は多い。しかし、それはオリンピックの種目になっているか否かです。つまり、他人がつくった価値なのです。
野球だって、サッカーだって、冷静に考えてください。何の価値があるのですか?絶対的な価値はない。自分が価値があると思っているからです。ただ、それは他人に価値があると思わされている。つまり、搾取があるのです。
自分自身が自分オリジナルの価値(即ち、欲しいと思うこと・もの)を生み出せれば、希少性は生じない。であれば庶民でも大満足できるのです。
子ども達の多くは私が青春時代を過ごした時代ほど豊かでない世界を生きる。だから、規格ではく、個性的な価値を持って豊かに過ごして欲しいと願います。
その第一歩が「個別最適化された学び」の主語を教師や学校ではなく、その子にしなければなりません。「公正」や「基礎的・基本的な学力の保証」という美名の元に主語を教師や学校にしてはいけません。