■ [大事なこと]凡夫の戦略

今、受験勉強している息子に言ったこと。そして歴代のゼミ生に言ったこと。
『凡人が事を成せるか成せないかを決めるのは、その事にどれだけ時間を費やせるか否かだ。どれだけ時間を費やせるかは、それ以外の時間をどれだけ短く出来るかだ。お前はお父さんを見ている。それ以外の時間が殆どないことを知っている。お前にはお前の才能がある。でも、事をなすかなさぬかは、それ以外の時間をどれだけ削るかだ。それを決めるのはお前だ。』
私は凡夫であることを自覚しています。でも、願いがある。だから、願い続け、それ以外の時間を削っています。大学院に入ってから、それが続いています。現在の私の娯楽は、家族と食事をすることです。おそらく、それのみと言っていいでしょう。
働き方改革が進み、時間が生まれたとき、それを何に使うでしょうか?もし、家族との時間に使わなければ、土日もなく部活に明け暮れ、そして過労死する人と同じぐらい「愚か」と思います。そうせざるを得ない状況にあるのなら、みんなが愚かで罪深い。価値観を変えねば。だから、「教師がブラック残業から賢く身を守る方法」(学陽書房)を書きました。ようは、何が大事、それが分かればいい。