■ [大事なこと]ゼミ生
私のゼミに入った直後の学生さんは緊張します。ま、当たり前ですね。半年ぐらいするとゼミ中に寝っ転がります、スマホを見ます、カップラーメンを食べます。びっくりするでしょ?私はそれを気にしません。ようは、結果を出してくれればいいのですから。
そのために私がゼミ生に伝えること。
1) 私はおっさんであること。
2) あなたが賛同するか否かに関わらず、西川ゼミは日本中の子どもに影響をあたえること。
3) ゼミ生を愛してること。でも、他人であること。
最後の3に補足しましょう。
『学び合い』における上司は親ではなく、親戚ではありません、他人の上司です。管下の職員の幸せを願う上司です。
■ [ゼミ]はじめて
私は上越教育大学に赴任して32年目です。その中の2年間はコース異動のため学部の新ゼミ生をとれませんでした。それ以外は30年です。初めてです、30年間で初めて学部2年生に希望者が一人もいませんでした。どんな学年にも、尖ったもの、変わったもの、最先端のものに興味を持つ人はいるのですが、何でなんだろう。でも、新鮮な感覚です。
一方、今年からひ孫弟子が生まれました。上越教育大学には西川ゼミOBの桐生教授、水落教授、片桐准教授がいます。水落さんの弟子、つまり、私にとっては孫弟子の大島准教授、榊原准教授がいます。その大島さん、榊原さんにゼミ生がつきました。つまりひ孫弟子の誕生です。
同じ組織の中にひ孫弟子がいるなんて、日本中の中で私ぐらいじゃないかなと思います。これも新鮮です。