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2018-12-27

[]武器 21:26 武器 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 武器 - 西川純のメモ 武器 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の実践者も、そうでない人も、私と同じ願いを持っている人が、私の願いを発信してくれる。嬉しい。

[]沖縄の会 20:58 沖縄の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 沖縄の会 - 西川純のメモ 沖縄の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月23日に沖縄で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://kokucheese.com/event/index/550286/?fbclid=IwAR3piRCvU9pzHOmCeQntlmmh7186Iug_YqwwHzdND5ggGj3MdDxMg99ise0

[]メガネ 17:51 メガネ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - メガネ - 西川純のメモ メガネ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は眼「も」良いので生まれてからずっと裸眼で過ごしてきました。しかし四十を超えるころから読書用メガネ(いわゆる老眼鏡)が必要になります。そこで遠近両用メガネを何種類も買ってみたのですが、合わないのです。ガラス越しに遠くを見るのが嫌なのです。鼻眼鏡を買いましたがずり落ちて使いづらい。昔、バンス国務長官が使っていたメガネだったら良いなと思って探してみたら見つかったのです。「ハーフリム」と言うんですね。安いので則買いました。案外気に入っています。

 講演の時、講義の時、胸に下げています。

https://amzn.to/2ERegYH

[]必要な情報 12:01 必要な情報 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 必要な情報 - 西川純のメモ 必要な情報 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「緊急提言eポートフォリオ構築法(https://amzn.to/2AqrM1V)」では、ぶっ飛んだことも書いていますが、多くの先生が今知りたいことも書いています。

 多くの先生、つまりeポートフォリオの専門家でない先生が知りたいのは、そもそもeポートフォリオって何?なのです。

 例えば、JAPAN e-Portfolio、Classi、スタディサプリ、調査書の関係がどうなっているのかが分かっていない状態です。

 また、高校の先生だったら進学用の調査書をeポートフォリオで作成するであろう事は知っていますが、就職用の調査書もeポートフォリオで作成できることは知らないでしょう。

 世にある書籍は先進的な大学でのポートフォリオに関するものです。当然、難しい言葉が羅列されている。ネットにはeポートフォリオがよく分かった高校教師の情報が流れていますが、皆さん、「どうやればいいの?」が先に立っています。そして、「どうやっていいの?」がころころ変わっているのです。だから、eポートフォリオには対応しなければならないことを感じているけど、なんだか分からない先生には手がかりがない。

 私は高校教師ではありません。大きな社会の流れは分かっているつもりですが、eポートフォリオは詳しくは分かっていませんでした。だから、多くの先生方が疑問に持つレベルのこと、即ち、eポートフォリオの専門家からは馬鹿にされるレベルのことから、一つ一つ調べ、聞いて、納得しながら理解しました。

 本書は4章構成ですが、最初の2章は、上記に対応するものです。とりあえずeポートフォリオって何?という疑問に答えています。手前味噌ですが、このレベルのことを書いてある本は本書が最初だと思います。

 つづく2つの章はぶっ飛んでいるかも知れません。しかし、理屈の上では、極々当たり前の事実を積み上げて結論づけています。それを選択するか否かは分かれると思いますが、筋は通っていることは確認できると思います。

 とにもかくにも、右往左往している余裕は高校にはありません。だって、新高校1年からは完全に対応しなければならないのですから。

 まあ、そこそこのことをやりさえすればいいんだ。うちは推薦入試で殆ど無試験で合格するような学校だからと思っている高校の先生、そもそも大学が本気なって推薦書を合否に使うとは思っていない高校の先生、みなさんの判断はあながち間違いでありません。ただし、大学入試に関してのみの話しです。大学はいい加減に合格させるかも知れません。しかし、企業は違います。企業が認める能力を高校3年の卒業までに与えなければなりません。もちろん、高卒で社会に出る子どもの場合は待ったなしです。

 そして、義務教育の先生方も対岸の火事ではありません。

 eポートフォリオは単に学習成果物をネット上にためればいいのではありません。それをもとに自分自身のストーリーを構築しなければならないのです。更に言えば、そのようなストーリーを完成させる学習成果物を作らなければなりません。そんな能力、高校1年の4月に忽然と獲得できると思いますか?

[]早! 07:15 早! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 早! - 西川純のメモ 早! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「緊急提言eポートフォリオ構築法(https://amzn.to/2AqrM1V)」を電子図書としてアマゾンで出版したのは、昨日の深夜です。そして、SNSでそれを案内したのは本日の5時半です。ところが、その本を昨日のうちに購入された方がいました。つまり、ご案内前に見つけて購入された方がいるんです。東京スカイツリー並にアンテナの高い方です。

 本日、どんどん売れています。

 そして、なななんと、7時には秦安彦さんから感想メールをいただきました。自分で言うのも何ですが、私の本は読みやすいと思います。それにしても、このリスポンス。電子書籍だからこそと思います。読もうと思った瞬間に手に入れることが出来ますから。感想は以下の通りです。

 『おはようございます。「緊急提言eポートフォリオ構築法」を拝読しました。拝読する前に、私はブログで次の記事を記していました。小学校でもできることを退職まであと一年ですが、追究していきたいと思います。数々のヒントをいただきました。「ありがとうございます」 https://dousureba2.blog.so-net.ne.jp/2018-12-24#more

[]奈良の会 05:44 奈良の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奈良の会 - 西川純のメモ 奈良の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月27日に奈良で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://www.kokuchpro.com/event/2202896d568d243074f2f5c34bb2bfe2/

[]緊急提言eポートフォリオ構築法 05:34 緊急提言eポートフォリオ構築法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 緊急提言eポートフォリオ構築法 - 西川純のメモ 緊急提言eポートフォリオ構築法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、「緊急提言eポートフォリオ構築法(https://amzn.to/2AqrM1V)」を電子図書として出版しました。その「はじめに」に以下を書きました。

 

 本書を手にとっていただき、ありがとうございます。

 最初に申し上げなければならないことがあります。

 本書は国や都道府県が進めているeポートフォリオを分かっていただくための本ではありません。

Classiやスタディサプリの使い方を説明する本でもありません。

むしろ、それらにエネルギーを費やさず、本質的なところにエネルギーを費やしましょう、という本です。

 あなたは小学校にお勤めですか?中学校にお勤めですか?高校にお勤めですか?何でそんなことを聞くかと言えば、小学校も中学校も高校も新たなポートフォリオに対応しなければならないからです。

 おそらく、義務教育の先生は高校が対応しなければならないポートフォイオのことを知らないと思います。逆に、高校の先生は義務教育の先生が対応しなければならないポートフォリオを知らないと思います。いや、義務教育の先生はポートフォリオと言えば、総合的な教育の時間で作成するポートフォリオのことだと考え、自分たちが対応しなければならないキャリア・パスポートというキャリア教育におけるポートフォリオのことを知らないと思います。

 平成33年度大学入学者選抜(平成32年度実施)から調査書の所見欄が詳しくなります。それを運用するためにeポートフォリオというシステムを文部科学省は立ち上げようとしています。

 「キャリア・パスポートって小中学校のキャリア教育ね」と思えば高校の先生には興味を持てないでしょう。同様に、「eポートフォリオって大学入試の調査書ね」と思えば義務教育の先生には興味は持てないでしょう。

 違います。全然違うのです。

 キャリア・パスポートもeポートフォリオも、子ども達が一生涯構築し続けなければならないポートフォリオの一断面なのです。

 義務教育で形成したキャリア・パスポートは、高校のeポートフォリオに繋げてもらえないならば無駄になってしまうのです。高校のeポートフォリオが意味あるものになるためには、義務教育でのキャリア・パスポートの土台がなければならないのです。

 もう一つ大事なことがあります。

 子ども達が一生涯構築し続けなければならないポートフォリオは主体的で対話的に構築しなければならないのです。

 「え~、何か大変だな。また帰る時間が遅くなるのかよ。勘弁してくれよ」と思ったかもしれません。ご安心下さい。子ども達が主体的で対話的にポートフォリオを構築するならば、教師は「楽」になります。

 本書ではこのことを理解していただくことを目的としています。

 「なんじゃこれ?」と思ったならば、読む価値があるということです。

 さあはじめましょう。

[]出版の経緯 05:34 出版の経緯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出版の経緯 - 西川純のメモ 出版の経緯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大分前からeポートフォリオのことが気になっていたのです。あるとき集中的に調べ、理解しました。その結果、とてもトンチンカンなことになっていることが分かりました。

 原因としては義務教育と高校のポートフォリオがバラバラなのです。本来は文部科学省と厚生労働省が協調しなければならないのにバラバラ。その原因は文部科学省がポートフォリオは何のために必要なのか理解しておらず、厚生労働省が自分たちの目指しているものを達成するには小学校、中学校、高校と連携しなければならないことを理解していない。まあ、理解しているのかもしれませんが、縦割り行政でなんとも出来ないのかもしれません。

 そこでなんとかしたいと思い本を書き始めました。3日間で書き上げました。

 しかし、出版を断念しました。

 理由は、私の頭の中が先に進みすぎていて、ついてける人が少ないことが予想されます。つまり、あまり売れないのです。そもそも文部科学省が現在推進している高校のeポートフォリオでさえ、まだ分かろうとする人が少ないぐらいですから。義務教育の場合、キャリア教育は高校、大学の担当だと考えているので、キャリア教育の一環である義務教育で取り組まなければならないポートフォリオなんて、何にもしなくてもいいと思っているぐらいです。いや、知らないでしょう。

 そんな小学校、中学校、高校の現状にムカムカしているのです。

 理由の二つ目は、eポートフォリオが迷走しているからです。本を書くのであればエビデンスに基づいて書かねばなりません。ところが、詳細に関するエビデンスがほとんど無いのです。笑い話のようですが、詳しいと思われる人が講演会で言ったことがエビデンスになるぐらいですから。つまり、誰々さんがこれこれと言った、レベルです。今、高校のeポートフォリオを本気になって取り組もうとしている人たちは、そのようなレベルの情報に右往左往しながら踏ん張っているのです。だから、「もうしばらくたって、落ち着いてから書こうかな」と思って、その原稿をお蔵に入れました。そして2ヶ月たちました。

 最近、うちのゼミ生が「先生、eポートフォリオの本はいつ出版されるのですか?」と聞きました。その学生には本を書き上げたとき、その本の骨格の部分を話したのです。その学生の目を見たとき、「あ~、このレベルのものに興味を持つ人はいるんだな」と思いました。「でも出版は無理だな」と思った瞬間に、「あ、電子出版すればいいじゃん」と気づきました。

 電子出版ならば出版社にご迷惑をおかけしない。自分が書きたいと思っていることを、それが分かる少数の人にだけ読んでもらえばいい。これが分かれば、すっきりとします。右往左往しているeポートフォリオのノウハウの部分はザックリとカットできます。私が書きたいことを加筆しました。そして講演会では話すけど、本にはあまり書いていないことを加筆しました。

 eポートフォリオの学校導入を頑張っている鈴木庸介さんとOKさんにチェックを受け、色々教えてもらいました。表紙と本のタイトルは高瀬さんが作ってくれました。そして、本日、「緊急提言eポートフォリオ構築法(https://amzn.to/2AqrM1V)」を電子図書としてアップしました。

 いまはスッキリしています。

 分かる人は少ないけど、時代が証明します。

本書で書いていることは私にとっては馬鹿馬鹿しいぐらい自明なことです。現行の法規上なんら問題は無い。でも、我が身かわいさで一歩踏み出せない。すみません。子どもたちの未来を考えると、イライラ、ムカムカしてくるのです。