■ [大事なこと]本体
『学び合い』には誤解が多い。ま、しょうがないですけど。
例えば、『学び合い』では学び合うことを求めない。求めるのは全員達成。それを求められたとき、それが自分にとって得だと分かる子どもが生まれたとき、多くの子どもが選ぶのは学び合うという方法です。『学び合い』は大嫌いだという子どもがいてもいいのです。でも、その子も仲間だという集団が出来ればいいのです
一人も見捨てないと言うと、個人のレベルでそれを求めることを予想します。違います。私は高校教師の時、それをやって失敗しました。そんなの無理です。教師は一人も見捨てない集団づくりに専心すべきです。子ども集団が一人も見捨てないことを諦めないことを求め続けるのです。
これは入門段階では理解不能です。ましてや、本も読まず批判する人には意味不明でしょう。
■ [大事なこと]EdTechが変える教育の未来
「EdTechが変える教育の未来」(https://amzn.to/2tMmQjX)を読んだ『学び合い』実践者の方も多いと思います。そしてきっと「そんなことしなくても、『学び合い』だったら簡単に、あなたの願っていることを実現できるのに。」と隔靴掻痒の思いに駆られませんか?そこに書かれているヴィジョンが『学び合い』と重なることがもの凄く多いこと。特に選択権の自由を大事にしている点。
今度、経済産業省の事業評価で呼ばれています。私の評価ポイントは、選択権です。工業化社会人がITをいくら駆使しても、規格化・同時化したものしかつくれません。この本に書かれている人達のような発想が出来るかどうか、ですね。
■ [お誘い]魚沼の会
3月29日に新潟県魚沼で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://www.kokuchpro.com/event/d5ead445b97f20bf6900af0a8028c761/