■ [ゼミ]仕上がり
西川ゼミに所属するか、せめて、ゼミ開放日に上越に来て私に合わない限り、普段の私がどんな人間かが分かりづらい。
講演会はバリバリの一斉指導をする。それも「がー!!」という押しつけるような。
SNSで発信する情報はきついかも知れません。だから、私は怖そうに思っている人もいます。
というこで、西川ゼミに所属したゼミ生は最初は「堅い」です。しかし、私が単なるおっさん、それも中学生レベルのイタズラ好きの生徒であることが、徐々に分かります。それに従って、どんどん緊張を和らげます。ゼミの時に寝ている学生、インスタントラーメンを食べている学生がいます。でも、いいのです。私の求めているのはスタイルではなく、結果ですから。
緊張を強いる状態で、重い話題を語ることがあります。しかし、緊張しない状態で、馬鹿話をしながら、私が大事にしていることを語ります。みんなゲタゲタしながら聞いています。先週はあまりに笑い声が大きすぎたので、同僚の先生から教育的注意を受けました。ということで、本日は部屋を閉め切ってのゼミです。でも、それでも心配するほど、爆笑が連発するゼミです。
私は世界の有り様のモデルを語ります。語る人間が、それによって幸せであること、一貫していることを伝えることによって、彼らに伝えたいと思います。そのとき、素の私で語ることが大事だと思います。
で、本年度は仕上がりがいい。私に対して無用な緊張をしなくていいことの理解が進んでいます。私の求めのはスタイルではなく、結果です。
■ [ゼミ]嬉しい
本日、昨年度に修了したゼミ生が、ふらっと顔を出した。
相変わらずです。とにかく、いいやつです。
私の教えを守って、早く学校に行き、お湯を沸かし、お茶呑み場を清掃しているそうです。
職場の飲み会の際、管理職が彼が合格しなかったことを憤慨して涙を流してくれたそうです。また、職場の先輩は、受験対策をまとめて彼に渡してくれるそうです。ありがたい、ありがたい。
彼から聞きました。
その子の同期は、先輩からの温かい一言で、職員室の真ん中で感激でボロボロ泣いたそうです。ありがたい、ありがたい。
その子の別な同期(正規採用)は、初任でフルの『学び合い』をしながら、バンバンの受験勉強をしているそうです。それを許している学校に感謝です。
「バカ」を連発し、からかいまくった彼らですが、人間性、教師の資質に関して信頼しています。ようは受験に対する構えが不十分な点がありますが、とにかく、いいやつらです。やがて合格します。そして、いい教師になります。
この期のゼミ生は心配です。が、頼もしくあります。ま、西川ゼミを選ぶほどの「バカ」ですから。あはははは