■ [怒り]訴訟
尼崎の高校でハラスメントの事案がありました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00022576-asahibcv-l28&fbclid=IwAR3MwuvTReIjmJtFw_GzJPzI6lD3nuPFEgQ7FsQ7NoFyKYlTZj_C89PvUAo)。これって、大人だったら完全にアウトです。それが減給処分で終わっている。子どもは刑事・民事として訴えるべきです。
私は高校教師の時、遅刻した子どもの頭を出席簿の堅い板でたたきました。先輩教師から、遅刻は退学の入り口だと言われたからです。それを分かった子どもたちは拒否しませんでした。子どもたちからは「純ちゃん」と言われました。文句があれば、それを訴えるでしょう。あるとき、私が前日飲み過ぎて気持ち悪い状態で授業に向かいました。遅刻した子どもがいました。私は気持ち悪すぎて、たたく気持ちになりませんでした。たたかれずに席に座った子は納得しません。授業中私に怒っていることをアピールします。そこで、私は彼をたたきました。彼はニコニコしました。
標準的な回答としてはアウトです。でも、結局は人と人とのことです。私は学生が大好きです。ゼミ生は気が狂うほど可愛い。その中で、色々なことを言います。それは、私と学生の間合いです。でも、それを過てば、誤ります。
という私から見て、潔くない。
追伸 卒業、修了した諸君へ。私はいつも同じでしょ。
■ [大事なこと]後処理
本日、公立学校の教師と話しました。私のヴィジョンを理解した上で、どうしたらいいかを聞かれました。私の応えは「安心して」です。
これから公立学校に有力な対抗馬が生まれます。若手が入りますが、潰れ、その穴埋めをしなければなりません。普通の教師にとって地獄です。が、『学び合い』実践者はスルーできます。「でも」と不安なその方に語りました。
日本は改革を自主的には出来ません。それが出来たのは、明治維新、大戦後のように外圧があったときです。でも、それ以外の激変期はあります。特徴的なのは、激変期への準備は不得意です。そんなこと必要ないという人を説得するのは大変ですし、そんなことをする人は潰されます。しかし、バブル崩壊、東日本災害のように劇的な被害があり、それがメンバーに了解された後の対応策は世界的にもトップレベルです。
私の考えるヴィジョンが実現するとして、それが1割を超える段階になれば、既存の学校教育が危機感を持ちます。そして、危機感を感じた人の指令が行き渡ります。個別最適がする教育が16%の壁を越える時期を想像します。広域通信制の学校の実績が16%を超えた後のパンデミックを思います。日本の行政マンはとても有能です。
城山三郎の官僚たちの夏を思い出します。
■ [大事なこと]最先端
新たな本を書く関係で、改めて調べています。驚くのは方法論に関して、私の先を行っている方法を提案している方がいる方がおられることです。その方々が『学び合い』を知ればいいのになと思います。が、ヴィジョンとしては、まだ、私が最先端だと思います。仕方がありません。その方々は今の時代のユーザーを対象としているから。私もちゃんとそうしています。でも、私の頭の中は別です。これは私のゼミに語り、私とありとあらゆる方面から議論をふっかけないと分からない。
私の同僚は素敵で、優秀です。だから、学生さんから聞かれるのは西川研究室の特徴は何か?です。私いうのは二つです。ごちゃごちゃとしたゼミ。おそらく、どんな人も紛れ込めるゼミです。もう一つはヴィジョンです。私の頭の中にあるぶっ飛んだヴィジョン。