■ [大事なこと]幸せ
しかし、工業化社会の人は危惧します。それでいいのです。分からないのですから。
ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」の中に「努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする。しかるに、多くの人達、組織、そして学校の先生方が、無能を並にすることに懸命になっている。資源にしても、時間にしても、強みをもとに、スターを生むために使うべきである。」とあります。そして、これからの社会では並の能力は、AI・ロボットの方が質高く、安価に実現できるのです。
しかし、個別最適化した教育が必要だと言っても、工業化社会の人は「でも、あれは教えなければ、あれも教えなければ」と考えてしまうのです。結局、個別最適化する余地無く、基礎的・基本的学力を積み上げてしまいます。具体的には、時間割にびったりと全員が学ばなければならない科目が並ぶのです。
子どもの人生を守るのは、その子の知識技能ではありませんん。その子がだれに繋がっているかです。
多くの人には意味不明ですが。