■ [映画]天気の子
本日、「天気の子」を見ました。
いい映画です。が、テレビの広告を見て見たいと思った人に申します。やめた方がいいです。この言葉の意味は、見た人は分かると思います。あれは詐欺です。
慌てて言いますが、監督の意図は分かります。ようは一般人は喜ぶか、です。
■ [大事なこと]能力
教育業界で「○○能力」という言葉が使われると脱力します。
1960年代まではピアジェの発達論が受け入れられていました。その頃には○○能力というものがあると考えられていました。ところが1970年代、つまり半世紀前に、それが誤りであることが様々な実証的なデータで出されました。1980年代には、ピアジェの反証実験に学術的が価値がなくなるほど一般的になりました。文脈依存性、領域固有性です。
わかりやすい例を挙げましょう。
数学を専攻した人は、一般的な問題解決に論理的ですか?
違いますよね。数学の問題解決には論理的でも、その他の分野では論理的であるかは分かりません。
ということが半世紀前に確定しているのに、いまだに普遍的な能力があると考える人が大多数です。困ったな。
『学び合い』は、その幻想から脱しています。