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2019-10-15

[]準備 21:08 準備 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 準備 - 西川純のメモ 準備 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 還暦になると、退職後のことを考えています

 仕事を終わって家に帰ってくれば、風呂に入って、家内晩酌、そして眠る。朝起きて、朝食、仕事に出発。までは、完全にハッピーです。本当にハッピーです。これが何百万回繰り返してもいい。ようは、8時から19時間までの時間の過ごし方だな。

 でも、この幸せは、家内健康幸せがあるから。守らねばならない。

 ゼミ生、教え子のみなさん。大事ものは何かを間違わないでね。

[]我がこととして 06:28 我がこととして - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 我がこととして - 西川純のメモ 我がこととして - 西川純のメモ のブックマークコメント

 高校教師の時に、事務の方と仲良くなることはとても大事なこととで、お得だということを学びました。それから35年、それを守っています。ただ、例外として1回だけ大げんかをしたことがあります

 今から十年以上前教職大学院の人事に関しての制度設計をしているときです。教職大学院に異動予定の人の一人一人の顔を思いながら、その人たちが教授に昇任できるように制度設計しました。しかし、ある方に関して事務の方が難色を示したのです。私は一歩も引きません。そこで硬直状態になりました。何日も議論をしているとき、ある事務の方が「いいじゃないですか、それはそのうちなるようになります」と一言言ったのです。その瞬間に頭に血がカッっと集まり「ふざけんな、俺は一人一人の人生を背負ってここにいる。そんないい加減な気持ちで人の人生を考えていない。そんなことで決めるならば、俺は手を引く」と怒鳴って席を蹴りました。

 組織人としては誤ったことをしたと思いますしかし、後悔はしていません。その後、管理職が間に入ってことを納めました。事務の方も、私がどんなスタンス物事を考えるかを理解していただき、その後はスムーズに進めました。事務の方も、管下の人を守ろうとする頑固な人は面倒だとは思うかもしれませんが、好ましい人であると思います。思った通りに、教授になるべき人はなって教職大学院を出発できることになりました。

 官僚制度はだれも責任を負わない仕組みです。

 文部行政は、委員会方向性を定め、文部科学省制度を定め、都道府県教育委員会運用を定めます。そして、結果責任を負うのは、それらの決定に関係しない校長と本人なのです。私は決定に関わる人は、人として生身の関係者を思うべきと思います。そうでなければ、人は動かない。