■ [大事なと]次の一手
お伺いします。想定する予算でビジネスモデルが成り立つと思ったのですか?
ベネッセさんはアウトで無いところで収益を保証するために色々考えたと思います。グレーもアウトと言うならば、それだけの予算をつけるしかありません。それだけの予算をつけたらグレーはしないはずです。
なんかクレーマーの保護者の言い分に近いなと思います。それをすればクレームを言う側を、そういう人だと思います。大臣は数年で替わります。が、文部科学省の役人は替わりません。その人たちは、どうやってこの問題を乗り越えるのだろう。
すみません。これだけ、地雷を踏み続けると、この先が興味深い。
出口は各大学の自主性しかないですね。
しかし、一連の流れの中で、文部科学省は何も改革は出来ないということが明らかになりました。
ということは分かります。私が分からないのは教育再生実行会議の人たちが納得する次の一手です。
■ [ゼミ]願うこと
若かりし頃、学術研究に燃えました。その頃は、卒業研究が一流の学会誌に掲載されました。しかし、簡単です。学術研究のノウハウを分かった私が、道筋をつけてチェックすればそりゃ出来ます。私は学術論文の書き方を熟知していますから。
しかしゼミ生は研究者になりたいわけではありません。だから、徐々に彼らの問題解決のテーマを、そのゼミ生の望むことにしたいと思いました。だから、「何をやりたいの?」とずっと問いかけます。これってきついかもしれません。でも、学術研究の成果をしあげることより大事だと思います。
学術研究の業績を上げたいと願えば、それを達成させたい。本を書きたいと言えば、それを達成させたい。私はありとあらゆる方面で業績があります。ノウハウがあります。が、私が願うのは、ゼミ生の幸せです。だから、私の生き様を「おっさん」レベルで伝えます。それが、一番大事だと思います。