多くの人はキャリアパスポートは「立派な中学生になるために書かせている」、eポートフォリオは「大学入試の方法」と捉えていると思います。多くの人の「Know Why」がそうであると、英語の4技能と同じく、骨抜きにされるのでしょう。後に残るのは、働き方改革に反する善意による仕事の追加です。
私の「Know Why」は違います。日本の採用方法も変わります、それと連動して大学の入試も変わります。どう変わるかと言えば、日本以外で行われている方法に移行するのです。企業も、大学も欲しい人のイメージを明確に持つようになります。そして、それをエビデンスに基づいて語れるようになることを求めます。これは、40歳、50歳、60歳・・においても、常に、自分のキャリアをアップし続けなければ生きていけないと言うことです。
子どもは一生涯にわたって、自分のエビデンスを保存し続けなければなりません。と言うことを考えると、文部科学省主導のキャリアパスポート、eポートフォリオはありえません。まあ、十歩譲って、子どもが一人一人のエビデンスを自分でため続け、それをキャリアパスポートやeポートフォリオに流し込むのはありかもしれません。
何を書いているか分からなければ、「緊急提言eポートフォリオ構築法」（https://amzn.to/2wqwrSd）をご覧下さい。
すみませんが、私の考えている視座と一般の次元が違いすぎます。高い次元に立てば、子どもも教師もやる気になりますよ。
