自分で言うのも何ですが、私は従来型の授業がうまい。それは私の講演を聞いていただいた方だったら分かると思います。大学での大教室での講義の場合、最後には拍手が自然に出ます。そりゃそうです。暴走族相手に物理の授業を成立しなければならない状況に置かれたのです。教師や大学生相手に話すことはたやすいことです。
が、それによって導かれるものは何かを知っています。それによって面白い授業、わかりやすい授業に繋がるかもしれませんが、子どもの幸せには繋がらないことを知りました。
だから、私の担任である西川ゼミの学生には全く別な姿を見せています。ゼミ生を信じ、任せます。人の道を語ります。それが学生の幸せに繋がるからです。