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我が身のため

 西川ゼミは『学び合い』で運営されています。ゼミ生は自分たちで考え、実行します。私に、報告、連絡、そして承諾は不要なのです。問題が起こっては私は口が裂けても「私は知らない」を言わず、尻を拭きます。

 と書いたら、理想の上司だとお褒めいただきました。しかし、この方針は私にとって得だからです。

 一人のゼミ生と比べたら私が勝る点は多々あると思います。しかし、数十人のゼミ生集団と比べたとき、私が勝る点は極限られた領域に限られます。ましてや社会人経験のある現職教員がいるのですから。私が報告を受け、連絡を受けたとして出す結論より「まし」だと思います。

 それに何らかの問題が起こったら、私が報告を受け、連絡を受けたとしても、それがなかったとしても責任はゼミ主催者にあるのは当たり前で、「聞いていなかった」と言ってもその責任を減ずることはありません。

 従って、デメリットはありません。

 逆に、メリットはあります。

 私に、報告、連絡をすれば、自分たちに責任はないとゼミ生は思います。ところが、私に、報告、連絡をしなくて自分たちの責任は重いことは自覚します。だから、真面目に考えます。さらに、報告、連絡無しならば、機動的に動くことが出来ます。だから私が律速段階になるより遙かに高いパフォーマンスが期待出来ます。

 なお、このことの実証的な研究としてはシカゴ学派のリッカートの研究があります。

 世の中の上司は何故、報告、連絡を求めるのだろうか?無駄だな~っと思います。

 なお、正確な運営方法に関しては完全に明文化されています。https://jun24kawa.jimdofree.com/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4%E3%82%92%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%B8/%EF%BC%95-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%96%B9%E9%87%9D/