お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

予言

 コロナ災が収まったとしても令和元年以前の日本に戻ることはないでしょう。いや、そうあらねばなりません。今後もこのような伝染病に襲われたとき、それに強い国にならなくてはなりません。

 では、どう変わるでしょう。予言というのもはばかられるほど、当たり前のことを書きます。順不同です。

 大都市一極集中が緩和され、十万人レベルの市が充実します。今度のことで企業はテレワークを進めるでしょう。テレワークの手段、ツールは以前からありました。何が変わったと言えば、テレワークに対する抵抗感が国民レベルで下がったことです。大都市には私物の保管庫と一体になったカプセルホテルが増えるかもしれません。それらは地方都市でテレワークをしている人が、定期的に泊まるために契約するのです。

 GDPに占めるテレワークで出来る仕事の比率が多くなるでしょう。一方、それが困難な第一次産業、第二次産業、第三次産業に関しては、先に述べた十万人レベルの市の中で流動的に職種の移動が出来るシステムが構築されるでしょう。

 では、教育はどう変わるでしょうか?

 まず広域通信制を選ぶ子ども・保護者が増えるでしょう。N高等学校は5年間で生徒数を1万人になりましたが、一気に1万5千人に膨れ上がりました。これはコロナ災が本格化する前の値です。残念ながら現状の公立学校はお手上げ状態です。そして、コロナ災は来年の半ばまで引きづらレルことも懸念されます。今も、転入学する子どもはいます。私は来年度はN高等学校の生徒数が5万人になったとしても驚きません。

 それはN中等部も増大します。今後、色々な義務教育段階での広域通信制が生まれるようになるでしょう。そうなれば、文部科学省も一定の基準を定めざるを得ません。しかし、それを定められれば、アーリーアダプター、アーリーマジョリティも安心して入学できるようになるでしょう。そうなったらキャズムを超える。

 もともと、日本中には子弟に合ったレベルの教育を提供できない地域はあります。その場合は、中学校、高校レベルで下宿させていました。しかし、女子の保護者はそれを嫌います。その保護者に別な選択肢を提供するのです。もし、それが進めば、今以上の速度で僻地小規模校の統廃合は進み、それは、上記の選択をする子ども・保護者の数を増加させます。正のフィードバックが始まるのです。

 広域通信制が大きくなると、偏差値の意味が無くなってきます。従来型の教育は教師の一律の授業を理解することを求めていました。結果として、均質な資質・能力を求めざるを得ず、それが入学試験です。ところが、個別最適化した教育を提供できる広域通信制にはその必要性がありません。そのような学校に高偏差値の子どもが無試験で入るようになれば、偏差値の意味が無くなるのです。

 以上、一番大事なのは子ども・保護者ももう一つの選択肢を知ることです。選択者が増えれば、さらに選択する人が増えます。とにもかくにも、現状の公立学校の提供できる教育と広域通信制の提供できる教育は天と地ほどの差があります。それを知ってしまうのです。

 以降、色々なことを書きたいのですが、もうそろそろ晩酌なので。

追申 今は季候がいいから窓を開けられるけど、夏・冬はどうするのだろうか?循環型ではだめだよな。

追申 毎日見る感染者数ですが、退院者数を引いた数、つまり現在発症を確認されている人の数にして欲しい。