テレビで報道されている自粛要請をしているにも関わらず開店しているパチンコ店をどう思いますか?そして、そこに集まる客をどう思いますか?
しかし、それ以上危険な場所を休業解除しようとしているのです。その結果として、皆さんのお子さんに危険性が及ぶのです。その場所はどこでしょう?
学校です。
考えてみて下さい。多くの飲食店・劇場では、テーブル、もしくは椅子2台空かせて座るようにしています。パチンコ店の椅子を2台おきに座らせるようにした状態を想像して下さい。一方、学校での姿を想像して下さい。どちらがソーシャルディスタンスを保てますか?
全日本遊技事業行動組合連合会の調査に(http://www.zennichiyuren.or.jp/assets/files/2017/07/kensen777_questionnaire_sum.pdf)よれば、遊技回数に関して週1、2回が最も多く、32.5%でした。週5日以上と応えた人の割合は1割以下です。一方、学校では全員が週5日通学するのです。
同じ調査によれば、遊戯時間は1日3時間が最も多く、23.2%でした。6時間以上というは2割以下です。一方、学校は全員が6時間はいます。
パチンコ店では客は対面することもなく、話しもしません。一方、学校では子ども達は対面し話します。授業中にそれを押さえても、休み時間になったら話しまくるでしょう。みなさん、お子さんを思い起こして下さい。あなたは友達と話さないことを強いれますか?それもずっとです。仮に、それを強いたら、お子さんのストレスはどうなるでしょう。一人の親に数人の子どもではなく、一人の教師が三十人の子どもをコントロール出来ますか?
パチンコ店ではお客のタバコの関係で強制排気をしています。学校は窓を開けるぐらいでしょう。そして、寒くなったら窓も開けません。
さて、どちらが危険ですか?
ということで私は不思議です。パチンコ店に休業要請、指導をしている行政が、学校の休校措置を解除しようとしているのは何故なのか?教えて下さい。
では、どうするべきか?それはオンライン授業にしっかりと対応しなければなりません。少なくとも、パチンコ店より学校の方が感染の危険性が高いと思う保護者に対しては。
ご安心下さい。4月23日に文部科学省が発表したQ&A(https://www.mext.go.jp/content/20200423-mxt_kouhou01-000006270_1.pdf?fbclid=IwAR0jKQXiXl6QcXfKtjI19hFLkniUUZlivef6k5JiWghdQLf3Exg5si3-zac)の問6「感染経路の分からない患者が増えている地域にあり、保護者から学校を休ませたいと相談されたが、どうしたらよいか。」をお読み下さい。それによれば、感染の可能性が高まっていると保護者が考えるに合理的な理由があると校長が判断する場合には、欠席とはしない場合もありうると書いてあります。そして、合理的理由の基準は書いていません。つまり、「不安だ」と訴え、「もし我が子が感染した場合、あなたが責任を取るのか?」と言えば欠席ならないのです。
さて、最初の問に戻ります。
テレビで報道されている自粛要請をしているにも関わらず開店しているパチンコ店をどう思いますか?そして、そこに集まる客をどう思いますか?
私は保護者が総合的に考えて、出席させるという判断をしたら、その判断を尊重すべきだと思います。ようはどちらでもいい。というか、子どもの生命・健康なのですから他人がとやかく言えるものではありません。私が問題にしたいのは、パチンコ店の危険性を云々している行政が、学校の危険性を保護者に説明せずに、休校措置を解除することです。
拡散希望です。私がこれをお願いすることは非常に希です。