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誤差論

 物理学、化学の実験をする際、誤差論を学びます。どうやったら一定の精度の測定値を得られるかを実験計画の設計するために必須です。それを知らないと非常に無駄なことをします。

 例えば、数%の誤差のあるビーカーで水を計ったとします。

  1. 化学天秤で0001%の誤差しかない化学天秤で塩(塩化ナトリウム)を計りました。
  2. 数パーセントの誤差のあるさびた分銅を使って上皿天秤で塩を計りました。

 さて、ビーカーの水にAの塩を加えた塩水と、ビーカーの水にBの塩を加えた塩水と、どちらの方の誤差が少ないと思いますか?

 おそらく多くの人はAの方の誤差が小さいと思います。しかし、両者とも数%の誤差なのです。もっとも大きな誤差に覆い隠されてしまうのです。

 以下の学校の試みも同じようなことです。ある一部分を厳密にしても結果には大きな差は無いのです。子ども達が学校にいる時間、つまり、休み時間も徹底できるコロナ対策をするべきなのです。食事中にどんなに対策しても、休み時間、登下校に関われば、そこでの感染リスクに飲み込まれてしまいます。

 子ども達に「喋るな」と言っても守れません。ならば、「マスク・手洗いの徹底」、「話すときは対面せず、同じ方向を向く」、「マスクをしないとき(例えば食事中)は会話の禁止」を徹底し、子ども達の関わりを制限しない方がいい。これだったら休み時間、登下校でも徹底できます。

なんてこんなこと気づけないのだろう。

飛来した米軍機に向けて竹槍を一斉に突き出すぐらい、無駄なことです。

 それにしても、この地域には物理学、化学を学んだ方はいないのだろうか・・・・

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