大阪府が6月15日から通常通りの授業を解禁するようです。
児童生徒が長時間、近距離で対面形式となるグループワークや、近距離で一斉に大きな声で話す活動においては「一定の距離を保ち、同じ方向を向いて活動する」、「声量を落として、静かに話す」等を守ることを求めています。簡単に言えば、インフルエンザ対策レベルと言えるでしょう。実は、学校単位レベルですが、インフルエンザ対策レベルで授業をするという情報がいくつか流れています。
まあ、無理なことは無理なのですから。
でも、このようにシフトするとき、学校が絶対に守るべきことがあると思います。それは、インフルエンザと違って治療薬がなく、重篤化すると死ぬ確率が高いということです。だから、通常通りの授業にシフトする前に、以下のことが必要だと思います。
まず、学校では感染のリスクが自宅より遙かに高いことを率直に保護者に伝えましょう。その上で、基礎疾患のある子ども、同居家族に基礎疾患がある子どもは、通学しなくても欠席にしないことを伝えましょう。その上で、オンライン授業で学びの保証をすることを伝えましょう。そして、何らかの理由で自宅でのオンライン授業が困難である場合、教室以外(体育館、校庭、廊下等)において学校のネット、学校の機器によってオンライン授業が受けられることを伝えましょう。
そのため、私が校長だったら、直ぐに、各家庭にどのオプションを選ぶかを調査します。
それにしても7月中旬の発売はどんぴしゃりだと思います。
追伸 もし、学校が学びの保証をしてくれなかった場合、本書に記載してある通達を引用し、校長に迫って下さい。