荻生田文部科学大臣が様々な改革案を発言しました。(https://www.kyobun.co.jp/news/20200609_06/?fbclid=IwAR3XhcjRgoosEo7q7cLjVwg1MyV7eM_U1OAyhTqLk9qRSbqZokvn5xj81rU)
その中で特に画期的なのは、給特法の改定と教員免許状の国家資格化です。
現状のままで給特法を改定したら、少なくとも2、3兆円のお金が必要です。ま、無理でしょう。そうなると、保護者(つまり有権者)が当然の権利と思っていること(部活動等)をやめるしかないのです。これが出来るでしょうか?
教員免許状を国家資格にするということは、医師免許状と同じになるのです。そうなると医師教育と同様に、カリキュラムは国家試験に一対一対応になります。国家試験は都道府県教員採用試験の試験内容と対応することになります。となると、教員養成系大学の教員の過半数を占める教科専門の教員の仕事がなくなってしまうのです。
このことを理解した上での大臣の発言なのでしょうか?それだったら凄い、と思います。が、英語民間試験の利用程度でも潰れたのです。論理的に言えば、無理です。大臣に無様な会見をさせるのでしょうか?可愛そうです。