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小役人

 小学校、中学校でのスマホ利用は原則禁止となっていますが、今後、一部解禁する方向です。そのガイドラインである「小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/150/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2019/06/06/1417770-008_2_1.pdf)を読んでの感想は、「小役人」です。(すみません。慌てて申しますが、これに関わった方々を個人として申したのではありません。組織としての教育村が小役人だと申しているのです。個人としての意志とは別に、組織の意志は定まりますから。)

 文章を読んで感じるのは「責任を負いたくない」の一言です。

ガイドラインにおいてスマホ利用の責任は保護者にあることを明確化することに賛成します。使うか使わないかの判断は保護者が判断することに賛成します。

 では、どこに「小役人」と感じるのかと言えば、「学校は、情報機器との向き合い方の指導を、積極的に行います。」と銘打っているのに対して、学校では使ってはいけないとしている点です。「じゃあ、どうやって積極的に指導するの?」と突っ込みたくなります。本当に子どもに学ばせたいならば、学校で積極的に使わせ、学校で安全に失敗させるべきなのです。でも、学校で失敗したら保護者から色々言われるのが怖いのです。つまり、子どものためではなく、我が身可愛さです。何故、学校でスマホを使うことを認めることを保護者の責任で判断するならば、容認すると踏み込めないのでしょうか?

 具体的にどうすればいいかは「子どもによる子どものためのICT活用入門」(https://amzn.to/3hZGgK9)をお読み下さい。