私は全国各地の色々な人と繋がっています。それ故に実態が分かります。
授業モデルを掲げている都道府県があります。あれって、どうやって決まるか知っていますか?今から書くことは、多くの都道府県の人たちの「伝聞」です。
まず、各都道府県の人たちが全国学力調査の高位の地域に生き、どうやったら結果を出せるかを都道府県の予算を使って視察します。
学力向上のポイントは何だと思いますか?指導法でも、教材でもありません。本人が学力を上げたい、つまりテストの点数を上げたいと思うことです。高位地域はかなり前にテスト対策にシフトします。教育長だって、自分の代で転落したら、一生涯言われます。だから、管下の職員に檄を飛ばします。それが校長、教諭に伝わるのです。だから、テスト対策シフトが徹底します。
が、視察する見学者にそれは伝えません。何らかの説明をします。でも、説明を受けた県外者は、分かったようで分からないのです。だって、それだったら多かれ少なかれ今でもやっていることですから。でも、県の予算をつかって出張しているのですから、帰ってから報告書を書かねばなりません。そうやって作成されたのが県の授業モデルなのです。
馬鹿馬鹿しいですよね。
その報告書を書いた人も、そんなつもりで書いたのではないと思います。
追申 こんなレベルの裏事情をしっている大学教師は嫌われるだろうな。
追申2 だって、モデルの根拠データーを見たことあります?無いでしょ。根拠もなく、教師を縛り、他人の子どもを縛るなんてひどいと思います。