私の特徴の一つに、誰でもできることをずっと続けるということにこだわる、ということがあります。それが二十代後半から私の生き方になったように思います。
一つの例が年賀状です。
私から出し始めた年賀状は基本、相手からの返信がなくても送り続けています。あるとき、恩師の奥様から、恩師が脳溢血で体が動かなくなったので長らく返信ができず心苦しいから送らないでくださいという丁重なお手紙をいただいた。私からは「私の姿を年1回でもお見せしたいので出させてください。返信はご放念ください」と返信をしました。お亡くなりになるまで続けました。年賀状を出すとは、それぐらいの覚悟があるか、と思うのです。だから、三十台以降、私から年賀状を出すことは控えています。
一人一台の構想を読むたびに思います。
コンピューターは消耗品です。
4年ぐらいたてばがたがきます。5、6年でだめになります。全児童・生徒分のコンピュータを更新する覚悟があるのでしょうか?あるとしたら、購入ではなく、知恵のあるレンタル契約をしますが、そういう例を聞いたことありません。