二十代、三十代の論文を読み返すと、思い出します。ギリギリと頭を使って、詰め将棋みたいに真実を追い詰めるような研究。でも、今は実際の子どもや教師の幸せに繋がるものは何かを追い求めています。それが分かるとものすごく集中します。それこそ毎日10時間以上コンピュータに向かい合って、頭をフル回転します。ヘトヘトになりますが、心地良い。そうやって、最近の本は生まれています。
最近、ちょっとふぬけになっています。
幸い、私の外部CPUであるゼミ生が私の燃えるようなテーマを追求しています。ある段階になったら、私もトップギアに入ります。が、早めに入れると、私のカーボンコピーが生まれてしまいます。今は、放牧です。
一つは、高等学校のキャリア教育に関する研究です。もう一つは、部活を社会体育に移行するための研究です。
でも、何か他に無いかな?
子どもたち、教師を救うためのテーマ、募集中です。心は教師ですが、頭は研究者なので、徹底的に頭を使い切ってヘトヘトになるのは快感なのです。