管理者たるもの、法規をちゃんと読むべきです。そして政治をして管下の人を守るべきです。管下の人を守れないなら、管理者でない。
私は学内政治での勝率は高い。だから三十代で新たなコースを立ち上げ、四十代で新たな専攻を立ち上げました。現場で言ったら、三十代で新たな学校を立ち上げ、四十代であらたな行政システムを立ち上げたようなものです。
何故、それが出来たか?
事務の人と仲良くなって、法規のツボどころはどこかを徹底的に学びました。その上で、管理職に対して魅力的な提案をしました。ただし、管理職は現状維持の提案をします。その場合は、ニコニコとしながら法規を基に交渉します。危険性が少なく、可能性が大きいことを論証して提案します。管理職の言っていることは聞きますが、まあ、聞き流します。最終的には「では、私は手を引きます」ということをちらつかせます。そうなると管理職は困るので交渉するのです。
ということで、私は大学教員生活33年の中で二十年以上私にとって最高の環境で過ごしています。
日本中の教員に語ります。法規をちゃんと読んでください。それは平教諭もです。
例えば、以下を読めば、コロナでゴタゴタしてるのは、何が問題であるかが分かります。ようは、校長が法規を読まず、政治をしていないからです。その結果として、管下の子ども、子どもの家庭、管下の職員を守っていないのです。そして呪文のように「教育委員会が・・」と言っているのです。ちがいます。あなたが管理職のすべきことをしていないからです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chuuou/toushin/980901.htm#3-2