真面目な話しをするとき以外は、ゼミ生にとっての私の立ち位置は、悪戯好きの陽気な親戚のオッチャンです。しかし、40歳代前半までは先輩でした。だから、ゼミ生から「先生」と呼ばれるときに、思わず間違えて「先輩」と呼ばれていました。
最近、あるゼミ生から「先輩」と呼ばれて爆笑しました。まあ、61歳でも若いと言うことだと理解しました。
それにしても、ゼミ生のいる部屋に私が入ると、「あ、先生が来た」と言います。その度に、「お前ら、いらっしゃった、という言葉を知らんのか?」と笑いながらからかいます。 私の指導教官だったら石坂昭三先生、小林克美先生、小林学先生に対して、その場にいなくても「来た」という言葉が出ることはあり得ないことでした。
ま、そんな立ち位置です。
追伸 昨年から、「純ちゃん」と呼ぶゼミ生がいます。もちろん、私のいないところではゼミ生達がそう言っているのは知っていました。私も小林学先生をゼミ生同士の中で「学ちゃん」と言っていたぐらいですから。私が務めた高校では子どもはもちろん、職員も「じゅんちゃん」と呼んでいました。職員会議のシリアスな場面もです。ま、これも懐かしい。