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奥義

 『学び合い』を実践している方は、なにを語ったらいいか、どんな課題にすべきかを悩みます。だから、それに対応する本を膨大に書きました。しかし、実は、一人も見捨てないことは自分にとって「得」であると本気に信じられれば、どんな課題でも集団を動かせる言動が自然に出来ます。何故なら、2割者の子どもが動けば質の高い『学び合い』が成立します。その子達は、人の腹を正確に読めるからです。『学び合い』の奥義です。