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ローカル会話、パブリック会話

 健全な集団の場合、ローカル会話とパブリック会話があります。まあ、我がゼミの研究成果ですが。かっこいい言葉を使っていますが、普通のことです。例えば、会議で議論が進むとき、「え?おかしいじゃん」と思うことはありますよね。その途端に手を上げて意見を言う若手がいたらどう思いますか?たいていの場合は「空気読めない人」に分類されます。だから、若手の中で集団に「安全」に貢献しようと思っていてるときは、信頼する人とつながることが大事です。

 私は長らく戸北先生にお仕えしました。いろいろなことで不満があり、こうすべきだと思うことがあると、戸北先生にぶつけました。ほぼ毎日、戸北先生の研究室で1から2時間吠えまくったのです。戸北先生はそれを聞き、多くは是認し、発言の仕方をアドバイスしてもらいました。そして希に、待つべきことを教えてくれました。

 長らく、本学の管理職であった渡辺隆先生からは多くを学びました。多くの課題を与えられ、それを助けてくれる事務のキーパーソンにつなげてもらいました。そのおかげで法規と仕組みを学びました。おかげで学内政治での勝率を抜群に上げることが出来ました。

 私のパブリック会話の強さの根底には、信頼できる先輩とのローカル会話があるからです。その恩沢を私は得ています。でも、その恩沢に浴せるのは、高校教師時代の経験だと思います。私は先輩・上司に恵まれました。同時に、かわいがられる後輩であるには何が必要かを大学院で学びました。