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BL

 多くの人には興味はないと思いますが、私はBLドラマにはまっています。きっかけは「チェリまほ」という日本のドラマがきっかけです。それからタイのBLを見始めました。BLドラマは同性愛のドラマと思っていましたが、違います。実に良質の青春ドラマであり、恋愛ドラマです。これってはまらないと分からないと思います。

 これほど主人公への共感で涙を流すドラマに出会えたことを感謝します。心が洗われます。ただし、日本のBLドラマは基本的に嫌悪を感じます。

 調べると、アマゾンのリージョン制限を合法的に超える方法があり、自動翻訳機能を使えば英文字幕が日本語になることが分かりました。そうすると山ほどドラマを視聴することができます。

 主題と関係なく見続けたときに感じたことです。

 第一に、タイのBLドラマを見ていると、「いい男」は全て性を超越して愛している人と結ばれるような気になります。そうなると、タイの人口はどうなるのだろうと心配になり調べましたが、1%程度のようです。

 第二に、1%程度なのですが、それに対する偏見がなさ過ぎです。ドラマですので脚色があるとは思いますが、実態とかけ離れすぎれば興ざめになります。だから、ある程度はそうなのかなと思います。男が男に告白することの障壁がもの凄く低い。それによって友情が壊れることを恐れていますが、男が男に告白すること自体はあっけらかんとしたものです。

 第三に、タイが他民族国家なのだと言うことが分かります。日本人とは違う黄色人種の風貌のタイ人もいますが、アーリア系、中国系、マラヤ系、そして日本人と全く同じと言っていい人もいます。アメリカみたいな社会なのかも知れません。

 第四に、ずっとタイ語を聞いていると、心地よく、優しい響きが好きになりました。

 第五に、タイのBLを見続けて、タイ人、タイ国が好きになりました。彼らが日本に対して敬意と親しみを持っていることが分かります。そして思いました。日本はコミックばかりではなく、K-POPやタイBLのような分野でも良質なコンテンツを発信することが大事なのではないかと思います。

追伸 日本や欧州・米国のLGBTの映画は、LGBTへの差別問題意識が前面に出ています。ところがタイBLはそれが殆どない。だから、青春ドラマ・恋愛ドラマとすんなりと受け入れられるのです。