医学部の最初の授業で教授が「私は優れた医師を育てることが仕事だが、同時に、無能な医師を生み出さないことが仕事だ。なぜなら無能な医師は無能な将軍と同じぐらい人を殺すから」と言いました。
本日は博士課程の指導会です。私が副指導教員になっている院生が発表し、それに対してコメントをする日です。私が鬼になる日です。だめな場合は徹底的に否定します。それは徹底的です。最後は指導教員の水落さんが「タオルを投げて良いですか?」と言いました。初めてのことだと思います。それほど徹底的でした。
しかし、研究者の社会は厳しいです。
能力のないものは徹底的に淘汰される社会です。だから、鬼になります。