私の好きな小説の一つに、官僚達の夏という小説があります。ご破算になった日本に、あるべき次の姿を見いだし、そのために多くの人たちの反発に戦う官僚の姿があります。
今の、官僚は誰と戦っているのでしょうか?
まあ、省内のわからんちんと戦っているのでしょう。そんなことしても、何も生み出せないのに。ようは分からない人はいじくらず、分かる人を増やすのです。みんなが分かる案を考えているならば、反対する人に合わせなければならない。つまり、何もしなくてもいい、という案になります。今、そういうふうになっています。
やりたくない人は、やらなくてもいいですよ。やりたい人を補助します。その活躍を宣伝します。ようは、やりたい人が、周りの人に広げる犬馬の労をついやすか、それともタブレットを多くもらえばいいのか?
ま、いいのです。イノベーションのジレンマの示すとおりです。ニッチが市場を占有します。