本日の大学の帰りに、家内から菖蒲湯のための菖蒲を買ってきて欲しいとの指令が来ました。そこでスーパーに行くと、ゼミ生と他ゼミの学生がそれぞれ買い物かごを持って買い物をしていました。近づいて声をかけるとびっくりしていました。そして、言いました。
『それぞれが買い物かごを持っているけど、買い物かごが一つだったらゲイカップルみたいだよ。まあ、BL好きの私的にはそれもいいけど』と笑いながら言いました。もちろん、二人は笑いながら否定しました。
私が参照する経営学者の一人がリッカートです。1950年代にシカゴ大学で活躍した人です。その人の本によれば、業績を上げる研究室の主催者の特徴は管下の学生の研究に興味を持つことです。興味ですので、色々と質問しますし、アドバイスはしますが、命令はしないのです。でも、今は分かります。研究に対する興味ではなく、その人に対する興味があればいいのです。興味を持たれているだけで、管下の学生は奮起し、自慢したがります。それがオリジナリティの高い研究の原動力です。