ゼミ生に対しては長い時間をかけて、私の生き様を伝えることが出来ます。一貫したルールに基づいて行動し続ければ、普通のおっさんでも、一定以上の成果を上げ、普通に幸せになれることを伝えられます。
しかし、ゼミ生以外にはそれが出来ない。でも、半期15回の授業、1回の講演会で語る人も、そのときは私の教え子です。伝えたい。これから彼らが経験する時代の厳しさ、その中で生きる術を伝えたいと願います。だから、最後は重くなります。テクニックを使って笑いに持ち込み、軽く流せば受けはいいことが分かっているのですが、教師の願いからそれが出来ない。