今度の本(https://amzn.to/3j9ukZg )を読めば、教員にとっての最強の老後対策は、夫婦ともに65歳まで働き続けることであることが分かります。そうすれば大丈夫です。校長+専業主婦・主夫よりも、教諭の夫婦の方が遙かに豊かな年金生活が期待できます。そして、本で紹介した節約法によって浮いたお金を、適切な投資に向ければ、現役時代はもちろん老後もかなりリッチに暮らせます。
子育てをしたいと願う夫婦にとって、今後は共稼ぎは困難になります。なぜなら頼るべき父母(子どもにとってはジジババ)の年金開始が遅れ、働き続けなくなります。だから子育て期間に頼れなくなるからです。もし一方が勤務時間外勤務を前提とすると、他方が退職しなければならなくなります。
今、夫婦の3分の1は離婚します。一生涯結婚しない人も増えています。公務員は年金等が充実していますが、貯金による老後対策をしている独り身はかなり危うい。だから家庭をないがしろにすることを前提とする仕事は絶対に受けてはなりません。
みなさんが家庭をないがしろにしたために生じた老後の苦労を都道府県教育委員会は保障してくれないのです。
追伸 どうにもならなくなれば、システムを変える動きが来ます。その前は年単位の変形労働時間制という噴飯物の対策しかとれません。身を守れる人が積極的に守ることが、それが出来ない人を守ることになります。