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ご注意下さい

 この仕事を長くしていると、都道府県単位、教育事務所単位の教員人事に権限がある人と繋がります。そうすると、学校現場のキーパーソンとなる人をちゃんと見極めていることが分かります。教室において子ども達が担任教師を見極めるプロセスと同じです。つまり、見極められる人達が中長期で観察し、その情報を交換するのです。

 その結果、「この人に管理職になって欲しい」と願う人がいます。それは管理職試験を受ける人の一部です。その中には、どうしても管理職を拒否する人がいます。もう、二十年以上前の話です。大学院で教えた現職者の中に、能力の高い人がいました。判断能力、実行能力が高いのです。当然、管理職試験を受けるように何度も何度も求められました。その人は、「妻から管理職なったら離婚すると言われています」と言って、断り続けました。困り果てた直属の校長から、「色々なところから私のところに圧力がかかっている。済まないけど、受けるだけ受けて欲しい」とお願いされました。そこで受験しました。ただし、事前の受験勉強はしません。記述式の部分は二、三行だけ書いて、後は白紙でした。本人は安心していたのですが、結局合格してしまいました。その流れで管理職になり、校長になってしまいました。幸い、離婚には至りませんでした。

 昔も、今も、人を観る目がある人いて、その人達が望めば管理職試験などはなんとでもなります。「試験だけ受けてくれ」と言われたとき、上記を思い出して下さい。人を観る目のある人達は、地域の学校・子どものことを考えています。しかし、あなたの家庭のことを考えているとは限りません。