きっと不快になる方はいるでしょう。すみません。でも、私の本心です。きっと、日本人に多い、プロスポーツファンを敵にするでしょう。
今から書くことは新潟を例にしていますが、他も同じです。
サッカーの新潟アルビレックスがJ1からJ2に陥落したとき、サッカーに全く興味の無い私は「そうなの」程度でした。そして、「来年頑張ればいいじゃん」レベルです。それに対して、サッカーファンの方から「J1からJ2に陥落すると、いい選手が退団する。その選手はJ1の別なチームに移籍する」ということを聞きました。正直、腰を抜かすほどのびっくりです。「あ、そうか。一人一人の選手にはチームに対する思いより、自分のキャリアが大事なんだ。」という至極当然なことを知りました。ということはJ2からJ1に昇格すると、その昇格することに貢献した選手が排除され、J1レベルの選手が主力になるのでしょう。
と、いうことは理屈では理解できるのですが、感情的にはまったく理解不能です。
私の出身中学校が全国優勝したとして、その選手が地元出身者がいなかったら。
ご贔屓チームがあり、その応援を直にすることが出来るのが地元、という意味は分かります。
ただ、工業化社会のコードに支配され、その搾取を受けるのは嫌です。
だから、日本という国は愛していますが、オリンピックという仕組みの中で日本を愛すことを導かれることは嫌です。
