「教師のためのお金の増やし方がわかる本」(https://amzn.to/3yHklid )が発売以来一貫して売れ続けています。ありがたいことです。でも、当然とも思います。
この本にご縁のない人は2種類です。
第一に、投資が怖くて仕方がなくて、とにかく貯金する人です。残念ながら、老後は危ういですね。現役時代からかなり生活水準を落とさなければならないでしょう。
第二は、投資リテラシーの高い方です。具体的には楽天証券、SBI証券で証券口座を持っており、様々な資産クラスのETFでポートフォリオを組み、月一程度でリバランスをして、毎年ポートフォリオを見直せる人です。(この言葉が分からない人は当然、除外されます)
ただし、「実店舗の銀行・証券会社で投資をしている人」、「株ETFだけでポートフォリオを組んでいる人」が少なからずいます。ぼられているでしょうし、リスク管理が甘いと思います。この人は第二の人ではありません。
第二以外の人は本で紹介した方法がいいと思っています。
実はもっとリターンの高い方法があることを知っていますし、私自身はそれも併用しています。ただし、リスクを理解した上で、一部に取り入れているぐらいです。そもそもポートフォリオのメンテナンスなんてしたくないですし、自信が無いですから。お金の勉強を本気でやろうとしても研究者の私でもしんどいのですから、忙しい教師が出来るとは思えません。中途半端な知識では失敗する危険性が高い。
本書は大多数の教師のリテラシーに合わせた本です。だから、売れている。