本日の晩酌の際に、夫婦で見ていた番組 でロストロポーヴィチという言葉が出ました。その途端に、涙が流れました。心配になった家内がチッシュを渡しました。ロストロポーヴィチという言葉を聞いた途端、彼の音楽を思い出したのです。そして、それを聞けない今を悲しく思いました。
遊びまくった私は大学院に入って全ての喜びを封印しました。その一つがクラシック音楽です。
リパティのグリークのピアノ協奏曲を聴きたい。ハルキルのモーツァルトのピアノ協奏曲を聴きたい。フルトベングラーのベートーベンの5番と、9番を聞きたい、クナパーツ・ブッシュ・朝比奈隆のブルックナーを聞きたい、バルヒャーのバッハを聞きたいと思いました。
それ以外にも、再読したい本は山ほどあります。
偏差値27で一番目に封印し、学部4年で封印した私。
たしかにクソみたいな自分があったけど、もの凄く豊かだった自分もあった。
定年後は、本気で求める人だけと関わり、あとは封印した私を開こうと思います。