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喪失感

 若い頃から通った店が店じまいしたとき、自分の過去が消え去るような気がしますね。

 本日、スター・ウォーズシリーズのエピソード7から9を見ました。

 エピソード1は私が大学学部に入学した年です。最初のスターデストロイヤーのオープニングには度肝を抜かれました。その後も、数年おきに発表されるものをワクワクして見ました。

 最終章のエピソード7から9には新鮮味はありません。悪いわけではなく、今までの延長上で、予想がつくし、飽きるのです。でも、それなりに楽しめます。

 エピソード9で一番、感激したのは最後の最後でスカイウォーカーとして統一感が出たときです。それは私の若き日を大事にされたように思います。エンドロールは最後まで見ました。その時思ったのは、終わらないでくれ、という思いです。ボロボロと泣けました。終わった後、私の人生の40年以上の一部が完結し、消えるのを感じます。

 ま、卒業みたいなものです。