ゼミ生からは、「もし、学習指導要領を変えられるとしたらどうします?」というレベルの質問を受けます。脱工業化社会における個別最適化した教育において学習指導要領は「悪」です。でも、あえて国民全てに学ぶべきものを考えます。
まず、多くの人に分かりやすいもの。
国語と算数・数学です。いわゆる3R‘sです。ただし、私の場合はちょいと違います。国語に関しては、対象とミッションを明確にします。つまり、読む、聞くことが最終的な目的ではなく、書く・話すことを目的とします。そして、その結果として達成すべきを明確にします。
数学・算数では電卓を使って良いとします。道具で解決できるものを人に求めるのは不合理です。
社会・理科の場合は、日本中の様々な人からの提案の中から選ぶのです。選ばないという選択肢もアリです。私は大学3年生のとき、バフンウニがプルテウス幼生になるまで3日間徹夜で観察したことを忘れません。それが一番大事だと思っています。学問は究極には「美」なのです。それを学ばせることが、次に進ませると思います。
その他教科を割愛することをお許し下さい。大分酔いました。
上記は、一部エリートにとって意味あることです。多くの人には意味がないでしょう。
では、全員に必要なものは何でしょう。
小中高の学校と特別新学級、高齢者施設、保育園を併設するのです。そして、「介護」と「子育て」を必修にするのです。AI、ロボットが発達する未来に関して、最後まで人の手が必要なのは、そこだと思っています。
ま、わからないですよね。