テスラのイーロン・マスクが特許をオープンソース化した理由を述べています(https://jabba.cloud/20211002-tesla-patents?fbclid=IwAR0sqKfOTcUX2al-lnOI5FJspBN1zBAB7ITnYm7iOuoKjp0WjFA0yABE8zw)。
おそらく、本心だと思います。でも、別な理由があると思います。
彼にとって最大の敵は電気自動車の競合車ではありません。ハイブリッドというガソリン車、石油産業です。世の中にある、関係する膨大なインフラを上書きしなければなりません。それを多くの人たちとやらなければ不可能だと思ったと思います。だから、電気自動車の全体的なレベルアップを図ろうとしたのだと思います。
コリンズは長く生き残る会社は、自社の社会的意義を自覚し、誇り高い集団になるでしょう。イーロン・マスクが特許をオープンソース化する前に、取締会に語ったでしょう。そして社員に語ったでしょう。
でも、それならば競争の中で負けてしまう危険性があります。しかし、特許をオーブンにしなくても遅かれ早かれ他者は追いついてきます。
私の好きな言葉に、「自らの製品、サービス、プロセスを自ら陳腐化させることが、誰かに陳腐化させられることを防ぐ唯一の方法である。」というドラッカーの言葉が好きです。テスラの勅許を公開しても、その特許のことを一番知っているのはテスラです。だから、他者がテスラの特許を理解しているうちに、一歩上を行けば良いのです。
考えて下さい。西川ゼミの成果は常に公開しています。でも、その先を行っています。だから、ゼミ生のモチベーションもあるのです。
ふぉふぉふぉ