行政は方法に拘りますが、結果には無頓着です。
例えば、教員の研修の回数や量を縛ろうとしますが、その結果を評価しようとしません。
もし、研修によって達成したいことが本当に重要ならば、研修方法は教員に任せ、達成しているか否かを評価するべきだと思います。でも、行政も教員も嫌がります。行政の場合は悪い結果が出たら困るし、出るだろうと思っているのです。つまり、達成したいことを本当に求めていない。まあ、出来たら良いな、程度。教員の場合も時間もお金もかかりますが、基本、座っていればいいのですから。子どもを評価したがりますが、自分への評価は嫌がります。だから、形骸化した研修は行政と多くの教師にとってウインウインなのです。現状が不都合なのは、本気で学ぼうと自ら考えている教師です。