でも、私が高校教師だったころ、そして子どもを守れなかったことを思い起こせば、無理なのは仕方がない。考え方の作法、コードの問題だから。今から私が語る事を読んだ上で、文部科学大臣の会見をお読みください。
私は講義で以下のように語ります。
不登校になる原因は何?
もし、クラスで不登校の子どもが登校して欲しいと思う子どもが2割以上いれば不登校は解決しない?
では聞きます。不登校の子どもが登校するようになったら、どんなメリットがある?
おそらく、教師であるあなたにはメリットがある。
しかし、子どもにとっては、メリットはない。そして、登校しないならばメリットがある。
つまり、問題可決の損得を語れるか否か。
さて、これを読んで、文部科学省の対策に有効性はあるでしょうか?